整理整頓・収納・あと片づけで家庭崩壊につながる絶対にやってはいけない3ルール

<はじめに>
あなたは、せっかく片付けたのに家族から怒られたことはありませんか?
良かれと思ってしたのにどうして?
もしかすると、やってはいけないことをしてしまったからかもしれません。
私はこれまで多くの家庭の片付けや掃除をお手伝いしてきました。
その経験や自分が家族に対して失敗した実体験から、守るべきルールがあることを実感しています。
皆さまにもぜひ参考にして頂けたらと思います。
目次
人の物は勝手に捨ててはいけない!
家庭で結構多くの方がやっているのではないでしょうか?
人って勝手な生き物で、自分の物は捨てられないのに人の物だったら捨てられるのです。
いくら相手が使っていない物であってゴミのように見えても、たとえ邪魔な物だと思っても、勝手に捨ててはいけません!
家庭における片づけのイザコザは、大抵はこれが原因です。






片付けや掃除をする時に邪魔になって捨てたくなる気持ちは分かりますが、相手の了解なく捨ててはいけません。
いくら家族の中でも、物には所有者が決まっているのです。
1回でも勝手に捨てると前科がついて犯人扱いされる!
以前、私はこんな経験をしました。
食卓の上に置きっぱなしになっていた空箱を勝手に捨てたことがあります。




この1回のことが原因になって、おばさんが自分でどこかに置き忘れているのに、私を犯人扱いです。

1度でも人の物を勝手に捨ててしまうと、ずっと犯人扱いにされてしまい、ケンカの元になってしまいます。
人の部屋や物は勝手に片付けない!
昔、私は父親の散らかった部屋を片付けてあげたことがあります。
机の上には、書類や本などがいくつもの山になっていました。
父が留守の間にキレイに片付けてあげれば褒めてもらえそうだと思ったんです。
でも、帰宅した父は自分の部屋と机の上を見て愕然としました。





褒めてもらえると思ってたのに、父には迷惑だったのです。
こちら側から見ると散らかってるように見えても、人によってはその人なりに整頓していることもあるわけです。
走り書きしていた紙をゴミだと思って捨ててしまったので、余計に父は元通りにするのが大変そうでした。
物を整理して整頓や収納するのも、使った物をあと片づけするのも、その所有者が自分でしなければ、どこに置いたのか収めたのかが分からなくなってしまうわけです。
そして、子供の散らかっている服やおもちゃ、ご主人の趣味の物、奥さんの化粧品やアクセサリー等を勝手に自分流で片づけてしまうと、その持ち主はいつまでたっても自分であと片づけができない人のままです。
あと片づけの習慣を身につけてもらうためにも、グッと我慢しなくてはいけないこともあります。
上から命令すると余計に反感をまねく!


言いたくなる子持ちはよく分かりますが、こうした上からの命令口調では相手の心は動くどころか反抗心が生まれてしまって余計に厄介になります。
命令で強制的にさせられるのは、せいぜい5歳までの子供だけではないでしょうか?
でも子供でも5歳を過ぎると親に反発してきます。


自分が言われて嫌なことは相手も同じ気持ちです。
自分が言われて不快に感じることは、相手にも言わない方がいいわけです。
怒りをぶつけるだけだと、その怒りは自分にも跳ね返ってくるからです。




自分もできていないのに、相手には強要するのは矛盾していますよね。
自分が誰かから「捨てろ!」って言われてどう思うかです。
自分はいいけど相手は許さないというのはジコチュウですよね。
衝動的な感情にまかせてキツイ言葉を発してしまうと、売り言葉に買い言葉で収拾がつかない争いが長引いてしまいます。
言葉を整理して家族をその気にさせましょう!
ここまでお話したことは、つまりは言葉の使い方次第なんですよね。
人と云うのは、まずは心が動かなければ体は動かない仕組みになっているのです。
さらに申し上げると、心が喜ばなければ、やってみようと思わないのです。
やってみようと思わなければ、体を動かそうとしないということです。
つまり、怒りの言葉をぶつけたのでは、相手の心は喜びませんから動いてくれないわけです。

って心が動くので、観に行ってみようって体が動くわけですよね。
家族に対しても同じで、相手の心を動かせる言葉を選んで言っているでしょうか?
私はこれを「言葉の整理」とよんでいます。
心理学や脳科学で実証されている「言葉の整理」方法を以下の記事にまとめていますのでご覧ください。
まとめ
家族が不穏な空気になっても、人の部屋や物を片付けたり、捨てたりを続けていると、いつか家庭崩壊をまねいてしまう危険があります。
私はそれでは意味がないのではないかと思います。
いくら家の中がキレイになっても、家族が穏やかに暮らせる環境でなければいけないわけです。
それって、自分さえよければいいという片づけにしかなっていないのでは?と思うのです。
誰のための片付けなのでしょう?
誰のための家なのでしょう?
片付けてくれない、言うことをなかなか聞いてくれない人にイライラしてしまったり、怒りをぶつけたくなる気持ちはよーく分かります。
だけど、怒りの感情では何も解決できませんし、益々人間関係を悪化させてしまうだけです。
最後に男の整理収納アドバイザーの私から男性の皆様へお願いがあります。
どうか奥さんやお母さんを不安にさせないであげてください。
せめて自分が使った物だけでもあと片づけをしてください。
あなたがちょっと手を差し伸べるだけでも、女性の家事は楽になるのです。
どうぞ宜しくお願い致します。
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