部屋を片付ける気が起きない人でもスマホを使えばやる気がでるプロの裏技がスゴイ!と評判

【はじめに】
片付けたくても、なかなかやる気が起こらない。
人は簡単には「やる気スイッチ」が入らないものです。
または片付けなくちゃと思っても、何からどこから片づければいいのか分からないっていう人も多いはず。
はじめの第1歩が分からないわけですね。
そういう時には、私が片づけのお手伝いをする時にお客様に行っている効果的な方法があります。
スマートフォンを使えば一発で解決できます。
簡単なのでぜひお試しください。
目次
スマホで部屋を撮影してみるだけ!
それでは、私がお客様の家を片付けサポートする時に、一番最初にやっている方法をご紹介します。
だましたりしませんので^^;、だまされたと思ってぜひお試しください。
まずは、スマホで自分の部屋の中のあちらこちらを撮影していきましょう。
スマホをお持ちじゃない人は、携帯電話やデジカメでもOKです。
写す場所は選ばずに、まんべんなく、いろいろな場所を撮影していきましょう。
ムービー(動画)撮影なら、もっと効果的です!
写真よりもムービー(動画)撮影の方がもっと効果があります。
例えば、玄関から廊下、リビング、キッチン、洗面所、寝室などへと、ムービーのスチッチを入れたまま撮影していきます。
この時に注意することは、ゆっくり歩いて、ゆっくり撮影して下さい。
早く歩いたり、撮影スピードが速いと、あとで観る時に目が回ってしまいます ^^;
何かしゃべりながら撮影してもいいですが、テレビや音楽の音は消しておく方がいいです。
写した写真や動画を鑑賞しましょう!
撮影が終わったら、写した写真や動画の観賞会をしましょう。
スマホで観るのもいいですが、可能であればパソコンやテレビのような大きな画面で見る方がいいです。
写真を1枚1枚ゆっくり見ていきましょう。
動画も黙ってじっくり見ていきましょう。
この時に、必ずあなたは何か感じるはずです。
以前、私がサポートしたお客様との実話をご紹介します。
マンションの部屋を片付けたい1人暮らしの女性でした。
私は玄関から廊下、キッチン、リビング、寝室、クローゼットまで全ての部屋を動画撮影しました。
それをノートパソコンで一緒に鑑賞しました。
そこで、彼女の第一声は、




そのまま鑑賞を続けていると、今度は



そう言って、パソコンの画面を指さしました。
写真やムービーは客観的に自分の家や部屋の中を観察できる!
前述の会話は、嘘のような話に思えるかもしれませんが本当にあった話です。
写真や動画は、自分の部屋を客観的に見せてくれるのです。まるで他人の家を見ているかのような感じになれるんです。
皆さまも経験がないでしょうか?
人の家に行くと、どうしてゴミ箱がこんなところに置いてあるんだろう?とか、ソファーやテレビの向きを変えたらいいのにとか、ホコリが溜まってるけど掃除してないのかな?・・・なんていろいろと気がつきませんか?
それが客観的に見ているということなんです。
だけど、自分がいつも暮らしている家の中や部屋は、毎日見ている景色なので客観的に見れなくなっているのです。
その景色が当たり前になっているわけですね。
だから、散らかっててもその内感覚が麻痺してきて、違和感を感じなくなってくるのです。
そこで、写真やムービーを使うと自分の家の中を客観的に観察することができるわけです。
まるで他人の家の中を見ている感覚です。
写真やムービーは包み隠さず全てを見せてくれます。
人の脳は無意識に散らかってたり汚れている場所を見てみないようにしています。
写真やムービーを使うと、容赦なく全部を正直にあらわにします。
写真やムービーで「やる気スイッチ」が入る!
こうして、写真やムービーで容赦なく自分の家の中を見せられると、人って「やる気スイッチ」が入るものなんです。

ある意味、今までは自分を甘やかせていたわけです。



だけど、今の自分の実態をまざまざと見せられたら、やるしかない!って思いはじめるんです。
これは大げさにお話しているわけではありません。
これまで私が片付けのお手伝いをさせていただいたお客様は100%そうなりました。
ぜひ、皆様も試してみてください。
モチベーション維持、やる気回復にも役立ちます!
片付けは誰しも面倒くさいものです。
その時は「やる気」満々で始めますが、その内にモチベーションはダウンしていきます。
または、いったんキレイになっても。また散らかりリバウンドを起こしてしまうかもしれません。
そんな時には、また写真やムービーを撮ってください。
そして、今の自分の実態を見つめてみてください。
「これじゃいけない!」って、モチベーションや「やる気」を回復できます。
何をどこから片づければいいかが見えてくる!
さらに、写真やムービーで自分の部屋の中を観察してみると、<何を>、<どこから>片づけ始めればいいのかが見えてきます。



あっちもこっちも散らかっていると、どこから片づければいいのか?、何から片づければいいのかが分からないものです。
そんな悩みも、写真や動画が解決してくれますよ。
おまけに、先ほどの女性のように捜していた物が見つかるってことも珍しくありません。
小さな場所、小さな散らかりの場所から始めましょう!
ただ、写真や動画で自分の部屋の中を観察すると、あっちもこっちも気になると思います。
そうなると、やっぱり私はどこから片づければいいの?!って分からなくなるかもしれません。
そういう時には、小さなスペース、小さな散らかりの場所から始めるようにしてください。
例えば、
- 食卓やキッチンカウンターの上から
- テレビ台の上や棚から
- イスやソファに脱ぎっぱなしの衣類から
- 洗面所やトイレ、お風呂
- 廊下に置きっぱなしの物
10分程度で片付けられる場所から始めるのがオススメです。
自転車を運転する時に、最初のこぎだしにはパワーが必要ですよね。だから、スピードは遅いです。
だけど、何回かこぐとペダルは軽くなってスピードも加速します。
片付けも全く同じだと思います。
最初は精神的なパワーが必要です。
だからこそ、小さな場所や小さな乱れから始める方がいいのです。
たとえ、食卓やテレビ台といった小さな場所でも、スッキリキレイに片づくと気持ちがいいものです。達成感も感じられますよね。
その気持ちの良さや達成感が、次へのモチベーションにつながっていくのです。
絶対に、キッチンとかクローゼット、押入れみたいな大きなスペース、物がたくさんある場所、物の種類がたくさんある場所からは始めないで下さい!
こぎ出しから加速がつくまでに時間がかかってしまい、モチベーションや「やる気」がなくなっていきがちになります。
それでは、せっかく片付ける気になったのに途中下車してしまうことになるかもしれません。
床やテーブルのゴミを捨てる、飲みさしのペットボトルやコップを片付ける、そんな小さなスタートからでもいいんです。
絶対に自分に過剰な負荷をかけたり、ハードルを高くしないで下さいね。
1ヶ所1ヶ所を中途半端に終わらせない!
写真やムービーを観察すると、あっちもこっちも気になってしまいます。
食卓の上を片付けてると、テレビ台の上も気になりました。キッチンカウンターやソファの脱ぎっぱなしの服やバッグも片づけなきゃ!って、次から次に目に入ってきて気になってくるものなんです。
そうすると、1ヶ所の片付けが中途半端に終わらせてしまい、次の場所へと移動してしまいます。
結局、気が付いてみると、部屋は全然キレイに片づいていないじゃん!ってことになるわけです。
「やる気」になって、あっちもこっちも片付けるのは悪いことではありません。
ただ、その「やる気」や「集中力」は、1ヶ所だけに注いでください。
ゲームだって、今のステージをクリアしなければ次のステージには進めませんよね。
片付けも同じです。
たとえ他の場所が目に入って気になっても、今片付けている場所を済ませてからじゃないと次のステージに移ってはいけません。
必ず、守ってくださいね。
片付ける場所が決まったら、その場所を撮影する

写真やムービーを見て、ここから片づけていこう!って決めたら、今度はその場所だけを写真に撮ってください。
そして、現場を見るのではなく、写真を見て下さい。
写真を見て、まずは現実を客観視してみます。
服がすぐにシワシワなる原因は、この脱ぎっぱなしが原因だったんだ!
着たい服がなかなか見つからなかったのは、服を山積みにしていたからだ!
現実を見て、今までの自分の行動に気が付いていただきたいのです。
反省して下さい!と言っているのではありません。気が付いていただきたいのです。
その「気づき」が、二度と同じことを繰り返さないという意識を作っていきます。
引出しの中も現実を写してみてください。
引出しの中にふさわしくない物が入っている事にも気が付くはずです。
何をどうすればいいのか?に気がつくはずです。
いちいち写真を撮らなくても、見ればわかるじゃん!
って思うかもしれません。
でも、たとえ引出しくらいのスペースでも、人の脳は「できたら見たくない物は見ないようにしよう」と考えます。
それでは、片付けがいい加減に終わってしまいます。
いったん始めたからには完了させなければ、折角やる気になった自分の気持ちや時間がモッタイナイです。
写真を通して、現実の自分と向き合うことが一番大切なポイントなのです。
ビフォー・アフターの写真をSNSにアップしよう!
片付けが完了したら、アフターの状態を撮影しておきましょう。
散らかっている状態と片づいた状態の両方を保存しましょう。
いわゆる、ビフォー・アフターです ^^
以前の自分と今の自分を見比べて、どちらがステキな自分なのかを感じてみてください。
そして、もうこの以前の状態には戻らないと決意してください。
さらに効果的なのは、このビフォーアフターをSNSにアップするのです。
ブログやTwitter、インスタグラムなどは、本名や顔を公表しなくてもいいので恥ずかしくないはずです。
いいや、堂々と公表してリバウンドをしないように、皆さんに監視してもらいたいという方はFacebookでもいいですね。
SNSに「今日は食卓の上を片付けました。」と、ビフォーアフターの写真もアップします。
片付けの作業風景を動画で撮影して、YouTubeにアップしてみるのもいいですね。
こうしてSNSにアップしたものは、自分の片付け日記として残せます。
それは、自分がコツコツと頑張ってきた足跡です。
その投稿を見た人がコメントを書いてくれることもあります。


私のクライアントさんには、SNSのビフォーアフターをしてもらっています。
私はできるだけコメントを差し上げるように心掛けています。


こうしたコメントが入ると、人はもっと「やる気」がアップします。モチベーションを維持できます。
まとめ
こんなことを言ったら身もふたもありませんが、結局、片付けって「やるか・やらないか」だけなんですよね。
いかに自分の「やる気スイッチ」をONにできるか、一旦こぎだした自転車をこぎ続けるというモチベーションを維持できるか、なんです。
そのために、写真やムービーは必ずあなたの背中を押してくれます。
ぜひ、皆様もお試しになってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あとがき
私が提唱しているキセキの片付けとは、<奇跡>と<軌跡>です。
片付けは多くのキセキを生み、育みます。
身の回りを片付けることで、必ずあなたに小さな<奇跡>が生まれます。
そして、<軌跡>とは、「小さな点の集まりがもたらす図形」、「自分が歩んできた足跡」と云う2つの意味があります。
たとえ小さな片付けでも必ずスッキリキレイな環境と云う図形を作っていきます。
たとえ小さな片付けでも続けてることで自分の足跡を残していけます。
<奇跡>や「軌跡>は、幸せをもたらすキセキです。
小さなキセキは意外に自分にも起こせるものなのです。
小さな奇跡の積み重ねが、自分の軌跡になっていきます。